ジャスミン茶にカフェインがあるのを知らなかった
川崎市百合ヶ丘の美容室ブランカのまりです
ペットボトルでコンビニでも良く見るようになったジャスミン茶は
緑茶やウーロン茶にジャスミンの香りをつけたお茶だそう
杏里さんが歌う「オリビエを聴きながら」の歌詞
~ジャスミンティーは眠り誘う薬~
以来カフェインレスと思い込んでいた
株主優待制度ありがとうございます
今日の歌舞伎座は入場するのにもイヤホンガイドにも列ができており
人気の高さが伺えました
演目は
古典歌舞伎の王道 義経千本桜 に焦点をあて
主要な13役を團十郎さんが一人で演じ分け 衣装替えは39回
二度の宙乗りに立廻り 展開の早さに目線が忙しい!
序幕で團十郎さんがかみしも姿で登場人物を大きな相関図を示しながらの解説に
閉幕後の挨拶もあり楽しい時間となりました
星合世十三團 ほしあわせじゅうさんだん
竹田出雲 作
三好松洛 作
並木千柳 作
織田紘二 補綴・演出
石川耕士 補綴・演出
川崎哲男 補綴・演出
藤間勘十郎 補綴・演出
静御前 相模五郎 小せん 片岡八郎/若葉の内侍 伊勢三郎 鷲尾十郎/お里 逸見藤太 お米 亀井六郎 駿河次郎 猪熊大之進 五人組作兵衛 梶原平三景時 お柳実は典侍の局 源義経 |
雀右衛門 右團次 児太郎 廣松 男寅 莟玉 新十郎 梅乃 青虎 九團次 市蔵 家橘 男女蔵 魁春 梅玉 |
発端 序幕 二幕目 大詰 |
福原湊の場 第一場 堀川御所の場 第二場 伏見稲荷鳥居前の場 第三場 渡海屋の場 第四場 同 奥座敷の場 第五場 大物浦の場 第一場 下市村椎の木の場 第二場 同 竹薮小金吾討死の場 第三場 同 釣瓶鮨屋の場 第一場 川連法眼館の場 第二場 同 奥庭の場 |
英文のチラシもありました
< 歌舞伎美人より >
ポスターは全て團十郎さん
前列左から 佐藤忠信 / 源九郎狐
中央 卿の君
右 いがみの権太(父・十二世團十郎さんに教えを受けた)
同じく父・十二世團十郎さんに教えを受けた「渡海屋/大物浦」
銀平実は碇知盛
横川覚範実は能登守教経
左大臣藤原朝方
青い隈は高貴な身分でありながら国の乗っ取りなどを企む悪や怨霊などを表しています
川越太郎
武蔵坊弁慶 髪形 車髷
赤い隈は若さや正義・力・激しい怒りなどを発散する力を表しています
入江丹蔵
主馬小金吾
鮨屋 弥左衛門
弥助実は三位中将維盛
佐藤忠信 髪形ー八方割れ
登場人物写真↑ 当時は十一代目市川海老蔵さん ステージナタリーより抜粋
銀座ひらいの煮あなごとかば焼きのならび弁当
幕間に準備!花道の真上をワイヤーが走り下手にのびております
二幕目後
劇場内いっぱいに桜が舞う中での終演
細やかな演出です↓舞ってきた花弁
歌舞伎座タワー5階
歌舞伎座ギャラリー回廊
第一期 歌舞伎座 1889年~
※木挽町ー 江戸幕府が造成した町で現在の東銀座・銀座
第二期 1911年~
第三期 1924年~
記憶に新しい第四期 1950年~
後ろのマダムが ほめたたえ 冥途の土産になった と何度もつぶやいていたけれど
皆さん拍手喝采で楽しんでおられました!
團十郎さん始め 役者さんのご活躍と
歌舞伎の益々の発展を祈念いたします
次回の公演からこちらに書き足して参ります
同月 キングダム大将軍の帰還
王騎 大沢たかお氏がいない秦国 いえ KINGDOMなんて…
I have intense sense of loss
八月納涼歌舞伎
八月は通常の二幕から三幕となっており
私は二部を拝観いたしました
一 梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)
髪結新三
髪結新三 勘九郎
弥太五郎源七 幸四郎
手代忠七 七之助
下剃勝奴 巳之助
丁稚長松 長三郎
お熊 鶴松
家主女房おかく 歌女之丞
車力善八 片岡亀蔵
加賀屋藤兵衛 中車
家主長兵衛 彌十郎
後家お常 扇雀
髪結いの裏の顔が悪投なんですが
本職のなでつける手さばきが興味深い
七之助さんの優男も良いし
彌十郎さんとの掛け合いも楽しい
二 艶紅曙接拙(いろもみじつぎきのふつつか)
紅翫
紅翫 橋之助
虫売りおすず 新悟
朝顔売阿曽吉 中村福之助
大工駒三 歌之助
角兵衛神吉 勘太郎
町娘お高 染五郎
蝶々売留吉 虎之介
団扇売お静 児太郎
庄屋銀兵衛 巳之助
初日劇場前イベントhttps://youtu.be/qEbhaMYy6jY?si=tWXOgXOGQkI95H3T
女形日本髪は
鬢は頭頂部・前髪後ろでわかれずに
正面から見てなだらかな丸みがあり江戸時代前期のフォルムです
また
われにくいからか?
女形・立役ともに鬢から根にかけての流れがきゅうです
とても興味深い☆彡
秀山祭 9月大歌舞伎
秀山祭とは初世中村吉右衛門-播磨屋-の功績を顕彰し
俳名を冠し
芸と精神を継承していくことを目的に上演されてきました
一 摂州合邦辻
古くから伝わる説話や謡曲などを素材に1773年に人形浄瑠璃として初演
初世吉右衛門が合邦道心をたびたび演じてきております
玉手御前 菊之助
俊徳丸 愛之助
奴入平 萬太郎
浅香姫 米吉
母おとく 吉弥
合邦道心 歌六
あらすじ
高安家の後妻に入った玉手御前は
義理の息子・俊徳丸によこしまな恋心を抱いてしまい
俊徳丸は逃げ出しました
偶然にも
生家の合邦の庵室にて俊徳丸と許嫁の浅香姫とともに匿われていました
追ってきた玉手御前を
母のおとくは娘の愚かな恋を嘆きながらも見放すことができず中へ通します
ところが
嫉妬と狂ったような恋心で迫る玉手は
俊徳丸の醜い顔も浅香姫と別れさせるために自らが飲ませた毒酒が原因だと告白
そんな娘の浅ましい姿を見兼ねた合邦は堪らず玉手を手にかけます
苦しい息のなか玉手が打ち明ける俊徳丸への恋心の真実とは…
二 沙門空海唐の国にて鬼と宴す
2016年に歌舞伎座で初演の新作歌舞伎
弘法大師御誕生一二五〇年記念
夢枕 獏 原作
戸部和久 脚本
齋藤雅文 演出
空海 幸四郎
楊貴妃 雀右衛門
白楽天 歌昇
廷臣馬之幕 廣太郎
玉蓮 米吉
春琴 児太郎
阿倍仲麻呂/高階遠成 染五郎
橘逸勢 吉之丞
杜黄裳 錦吾
白龍 又五郎
丹翁 歌六
憲宗皇帝 白鸚
あらすじ
唐の都長安では皇帝の次には皇太子も倒れるだろうという
不穏な立札が夜な夜な現れる怪異が起きていました
遣唐使船で日本からやって来た空海は訪れた妓楼で
遊女の玉蓮を相手に不思議な力を見せます
白楽天たちがその光景に驚くなか皇帝の崩御を予言していたという化け猫の話を
玉蓮から聞いた空海はすぐさま噂の屋敷へ向かいます
すると目の前に現れたのは黒猫を頭に乗せた春琴という夫人
怖がる橘逸勢を横目にそんな状況すら楽しむ空海にその黒猫が語りかけます
化け猫と対峙した空海はある疑問を解くため白楽天を伴い
50年前に葬られた楊貴妃の墓を探りますが…
街で知り合った謎の老人・丹翁から楊貴妃の時代に唐へ渡った阿倍仲麻呂の手紙を託され
遂に空海は時空を超えて唐王朝を揺るがす大事件の解明に挑みます
花道には役者さんがいきなり登場する すっぽん
天むす弁当
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