クリスマスシーズンなのに普通のイルミネーションが買えない
川崎市百合ヶ丘の美容室ブランカのまりです
希望はクリアコードで色はブルーかマルチ!
ACアダプター式が欲しいのですが
ほぼ乾電池・たまにUSB
ネットショップ・駅ビル。スーパー・家電量販店ですら
扱いなしも多々ありどこに売ってるの?
恵比寿ガーデンプレイス内のホームセンターもチェックしましたよ
nothing↓がっかり気分で丸の内へ👣
三菱美術館一号館のコレクションであり
フェリックス・ヴァロットン Félix Edouard Vallotton(1865-1925)
の黒と白の木版画をメインに約180点の作品が初公開されています
2009年に復元されたレンガの建物がひときわ目を引きます
中庭では数組のウェディングの前撮りが行われていました
展覧会の顔作品「The Lie 嘘 」をはじめ↓油絵も描くヴァロットン氏ですが
(パリの過激な新聞や雑誌に印刷された風刺的な)木版画で知られています
ボルチモア美術館所蔵
↑撮影OK
館内in
展示構成
●CHAPTERⅠ 「外国人のナビ」ヴァロットンー木版画制作のはじまり
1865年ローザンヌに生まれたヴァロットンは1882年に16歳の若さでパリに出て
アカデミー・ジュリアンで学びサロンに肖像画等を発表します。
当初ヴァロットンはドライポイントやエッチングにより
身近な家族や知人・敬愛する過去の巨匠の模写等を制作しました。
1891年、友人で師でもあった画家シャルル・モランらからの手解きを受け初めて木版画に着手します。
初期の木版画は粗い線描によって敬愛する人物やスイスの山並みなどが描き出されています。
1892年『芸術と思想』誌での紹介記事や薔薇十字会展への参加を経てヴァロットンの木版画はフランスのみならずヨーロッパ中で話題となりました。
複製のための版画ではない芸術家による創作版画(エスタンプ・オリジナル)の機運が高まるなか木版画復興の立役者の一人となったのです。
●CHAPTERⅡ パリの観察者
スイスから出てきたヴァロットンにとって
華やかな時代を迎えたパリの街は観察の対象に事欠かなかったことでしょう。
街路や公園などをそぞろ歩き同時代の流行にも敏感に反応しています。
とはいえもっとも画家の関心を引いたのは「群集」や社会の暗部を露呈する事件であり
それらを皮肉やユーモアを込めて描き出しました。
ヴァロットンはリアルなパリの描写を通じて斬新な視点とフレーミング
モティーフの単純化やダイナミックな人物表現など木版画に独自の境地を切り開きます。
初期の木版画が「線的」な表現を主としていたのに対し次第に対象を黒い塊として捉える傾向が高まっていきました。
こうした木版画での探求は平行して行われた絵画制作や雑誌挿絵の仕事にも影響を与えました。
●CHAPTERⅢ ナビ派と同時代パリの芸術活動
木版画によって時の人となったヴァロットンは
1893年初めパリの若い前衛芸術家たちのグループ「ナビ派」に遅れて仲間入りしました。版画集『レスタンプ・オリジナル』に参加したほか
文芸雑誌『ラ・ルヴュ・ブランシュ』のサークルに出入りし挿絵の仕事をするとともに
パリの芸術的・文化的な前衛エリートたちの世界にも交わるようになります。
この頃の版画作品は主題にナビ派との共通性が見られアール・ヌーヴォーの美学に近似した曲線による装飾性が特徴です。
しかしながら、ボナール・ヴュイヤール・ルーセル・ドニらが主に多色刷りのリトグラフ(石版画)を手掛けたのに対してヴァロットンは黒一色の木版画にこだわり続けます。
とりわけ「仮面」とも称された芸術家や著名人の肖像シリーズでは
モノクロームの色彩によって人物の特徴や内面性までも浮き彫りにしています。
●CHAPTERⅣ アンティミテ : 親密さと裏側の世界
ヴァロットンは、1894年頃から室内画を多く描きましたが曖昧なトーンのない黒と白の木版画ほど密室の緊張感や謎めいた空気をよく表すものはありませんでした。
連作〈楽器〉や《怠惰》を初めとした親密な室内情景において対象は極限まで単純化され、黒地にわずかな白で暗示的に描かれる装飾的な調度品がアクセントとなっています。
私生活では1899年、大画廊ベルネーム=ジュヌの娘ガブリエル・ロドリーグ=アンリークと結婚し友人関係にも変化が訪れました。
1898年に限定30部で刊行された連作〈アンティミテ〉は、ヴァロットン版画の真骨頂を示す作品です。
男女関係と結婚生活の不協和音が奏でられる10の場面では
大部分が黒い平塗りの面に侵食され
黒と白のコントラストを生むアラベスクの装飾的効果は最高潮に達しています。
CHAPTERⅤ 空想と現実のはざま
結婚を機に経済状況が好転したヴァロットンは絵画制作のみに打ち込むと決意する一方
時折雑誌挿絵や愛書家たちのためまた自身の評価の確立のために版画に取り組みました。
文学や詩との結びつきが契機となって挿絵の世界で新たな表現を生み出していきました。
神話や物語など空想的世界の描写においても画家特有の辛辣さが見て取れます。
第一次世界大戦の勃発は再びヴァロットンを木版画制作へと駆り立てました。
年齢制限によって兵士としての入隊こそ叶いませんでしたが
1917年には従軍画家として前線に赴き執筆活動も活発に行いました。
名声を得る一方で様々な葛藤とともに健康状態の悪化にも苦しめられた後半生において
連作〈これが戦争だ!〉は悲劇的な現実への画家のマニフェストと言えるでしょう。
CHAPTER説明文 三菱美術館一号館HPより引用
●CHAPTERⅡ パリの観察者は撮影okでした
19世紀末のパリの風景・混雑した通り・群衆などを描いていますが
私はファッション(帽子)やへスタイルに目が行きました
画像を撮影
ここから 死がテーマの版画
処刑
暗殺
埋葬
埋葬虫 シデムシ
難局
赦祷 しゃとう
気分を変えて子どもシリーズ
にわか雨
可愛い天使たち
突風
女の子たち
夫人帽子屋
そういえばシャネルの始まりも帽子からでした
挿絵
画像を撮影
息づく街パリシリーズ
事故
テーマは重く緊張感がありますが白黒の版画はおしゃれですね
ワインのモチーフに良いな!と思ってたら本当にあったのでびっくり
でもって欲しかった
猫ちゃん↓のポストカードはなくて
「梟と本」↓は売り切れでした
帰りは日比谷駅から
ペニンシュラ東京のイルミネーション
私も買いたいの~🎄