休日 関東 たまに中部編

赤坂迎賓館 離宮 和洋融合の華美

こんにちは
年がわかるとソ連(ソビエト連邦)をつっこまれた
川崎市百合ヶ丘の美容室ブランカのまりです☺


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はいロシアですね
現在の世界問題でもあるのに情けない
両方使っていました

今回訪れた迎賓館赤坂離宮の主庭の冬菩提樹は
ソビエト連邦 最後の大統領・ゴルバチョフ氏が来日記念に植えられました

歴史を簡単に振り返ります

大政奉還→戊辰戦争→明治維新と日本が大きく動いた時
徳川水戸家は東側が軍事工場を経て後楽園ドーム・遊園地に変わり
西側は姿を残し小石川後楽園として公開されており
今回訪れた
港区元赤坂二丁目
迎賓館赤坂離宮は徳川分家御三家の紀州家中屋敷の一部でした

その後皇室に献上され
1909年 東宮御所が完成
1914年 赤坂離宮になると初めて来賓した英国皇太子を接遇しました
昭和天皇や上皇陛下が皇太子時代に住まわれ
1948年 皇室財産から国会が管理することになりました
1974年 6年を費やして改修し迎賓館赤坂離宮となる
2009年  平成の改修を経て国宝指定
2016年 一般公開が始まりました
また
外壁に使われているのは花崗岩で
壁が薄い所でも56cmもあり関東大震災の時もびくともしなかったそうです

2000円で本館・庭・ガイドつきで和風別館「遊心亭」を見学いたします!

入口では空港さながら手荷物検査の機械を通します
また拝観にあたりルールが厳粛なのでスタッフが多くきっちりしています
内部の撮影は勿論!スマホをとりだすことすら禁止

ベルサイユ宮殿を参考に造られた本館から見学👀
入口は正面でなく右側横から

本館内の見学箇所は2階の4室
ここからの写真は内閣府のHPから印象に残ったものを抜粋しました

朝日の間
迎賓館で最も格式の高い部屋であり
賓客の客間・応接室や首脳会談等にも使われます

床に敷かれた敷物は47種類の色の糸を用い桜花で構成された緞通です

室名の由来であるフランス人画家が描いた楕円形の天井画は
朝日を背にした暁の女神オーロラが左手に月桂樹の小枝を
右手に四頭の白馬の手綱を持ち天空を駆けている姿が描かれています

壁面絵画は陸軍を象徴し
鎖をくわえたライオンの両側に鎧・兜が描かれています

こちらも海軍を象徴し船首に月桂樹・櫂や銛が描かれています

創建時にフランスから輸入されたクリスタルのシャンデリア

彩鸞の間
条約の調印式、首脳会談などに使用されます

部屋の名前の由来になっている鳳凰の一種 霊鳥鸞(らん)が
鏡の上部と大理石で作られた暖炉の両脇で翼を広げています

↑華麗な石膏金箔張りレリーフ↓

19世紀初頭ナポレオン一世の帝政時代にフランスで流行したアンピール(帝政)様式で
鎧武者など和の要素も見られます

マントルピースの装飾には和洋の刀剣のレリーフが見られます

羽衣の間
雨天時の歓迎式典や晩餐会の招待客に食前酒が供されるところでもあり

3基のシャンデリアは、クリスタルガラスを主体に約7,000個ものパーツを組み合わせ
本館の中で最も大きく豪華なものです

オーケストラボックス
部屋の北側は仕切られており中二階は音楽を演奏するオーケストラボックスがあります

かつては舞踏室と呼ばれており西洋風の仮面やヴァイオリンなどの洋楽器や
琵琶や鼓などの和楽器などのモチーフが見られます

花鳥の間
名前は天井に描かれた油絵や壁に飾られた七宝焼が花や鳥を題材にしていることに由来しており 主に公式晩餐会が催され、他には記者会見の場として使用されます

天井裏が鉄骨で支えられたシャンデリアは本館で最も重く1基が1t125kgもあり球形スピーカーが組み込まれています

板壁に四季折々の花や鳥を描いた楕円形の七宝焼の額が30枚飾られており
明治を代表する日本画の巨匠・渡辺省亭(わたなべ せいてい)が下絵を描き
涛川惣助(なみかわ そうすけ)が何度も重ね塗り焼く緻密な技法で
日本画特有の濃淡やぼかしを見事に表現しております

和洋が調和した外交にふさわしい豪華な館内でした
前庭で本館の正面に出ました

本館外観が国宝です

 

かっこいい~
屋根には天球儀・霊鳥に青銅製の鎧武者があしらわれています

外灯も素敵

バルコニーの下が正面玄関

天皇家の副紋であり政府関連の家紋でもある五七桐紋も輝いています

 

石畳だけでもヨーロッパ

オーストリア シェーンブルン離宮になぞった花壇

中門を振り返ると隅にフードトラックがあります

この日はアフタヌーンティーのキャンセルが出ていましたが2名からなので断念
~食べれるのですけど時間が足りない💦

隣の大きなスダジイは1909年に完成した時から植えられているそうです

おっと
和風別館・游心亭のガイドツアーの時間が迫っており本庭を抜け急ぎます

国宝の噴水は後でゆっくりと👀

当日枠が空いておりましたが和風別館はガイドツアーでしか入館できないようです
游心亭まで写真OKでした

紀州徳川家の庭園の頃からあった樹齢400年越えの木斛モッコク

先日お亡くなりになった英国エリザベス女王陛下によって
1975年の5月にウィンザー城の庭園より空輸されたものでしたブラウンオーク
10年前からどんぐりがなっています

游心亭は1974年に新設された施設で
和風の意匠と純日本のおもてなしで外国の賓客を迎えるために利用されます

館内正面は丘仕立てでヒマラヤ杉や梅が植えられています
クスノキ
最近はインドのモディ首相
要人が鯉にえさをあげる予定の数日前からごはんをコントロールされるそうです

ヒレ長錦鯉見れました!
田中角栄氏が首相の時に言われて鯉を増やし現在119匹います

奥の深い盆栽
近くで見れなかったのですが樹齢50年から170年に五葉松等があり
接遇時に館内にしつらえられます

前列中央が樹齢140年の黒松模様木
全列左から2つ目が真柏文人木 樹齢約170年  

館内は内閣府のHPから掲載

歩くのは廊下にひかれた絨毯のみです

主和室
諸外国要人に配慮し掘りごたつ式となっており、後ろにある座椅子は通訳用
テーブルは沈下式で広間として日本舞踊などの催しなどにも使えます

天井に映る「ゆらぎ」
太陽が池に差し込むと四季により廊下から部屋にかけ天井に水面が投影され情緒たっぷり

即席料理室
カウンター席で寿司や天麩羅がふるまわれます
柱は丈夫な栗の木で天井や腰板など竹の皮を使い手の込んだ細工がしてあります

茶室
茶の接待を受けたり、茶をたてるところを賓客が椅子に座り観賞します

坪庭の石は中曾根康弘氏が首相の時に言われ配されました

高級な材を使用してはいますがシンプルなしつらえなので
料理や盆栽・扁額もひきたち
ごろっと横になったり(ないかぁ~)
落ち着いてに会談ができることでしょう‼

本庭に戻りました

四方に鷲の翼と上半身とライオンの下半身をもつ伝説上の生物
グリフォンしか目に入りませんがシャチや亀もいます

ハリーポッターにでてきそう

 

噴水は隣の階段こみで国宝です

花がマリゴールドのみ?地味で
松と洋館も日本の迎賓館って感じ

順路なんです!帰りは正面から

この松は昭和の改修の時に植えられました

東西2か所の衛舎も国宝です

以前ベルサイユ宮殿にも行きましたがバルコニーにも出られたし
時勢のせいか日本は厳しいですね
それでも
和洋融合で素材にこだわり技がちりばめられた
シンプルでありながら豪華で
隙のない美しさが本当に素晴らしい‼

今整備中みたいですが正面から見える景観を整うのも楽しみです

国宝 正門は改装中です

四谷見附公園の白木プラタナス 奥は三つ子で共に大きい
ここは父が生まれた所だった事を思い出した
ここで遊んだかも?

四谷→赤坂に移動👣

~本日の本命は赤坂整形外科クリニックでした~
3回目の筋膜リリース注射で筋肉痛がなくなりました✌

帰路
赤坂サカスは相変わらずハリーポッターがもりあがっており

とうとうマホウドコロに入店してしまいました(基本は予約制)

ほぼ皆さん 9と3/4番線のカートのオブジェで撮影していました📷

ハリーポッターの映画は全部見ていますが特別ファンでもなく
作家のJ.K.ローリングさんがお金持ちでいいな~位なんですが
予約なしで入れて頂いたのでミニトート買いました

ジムでロッカーに戻らずこれに入れて移動します

迎賓館を見習いたいですが
物を減らすのはまだ先になりそうですぅ~

 

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まり
生涯現役! 余暇を楽しみ、 お客様に喜んでいただけるように 知識と技術の向上に取り組んでいく所存です!

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